ハンドラーを封殺するディフェンスの極意:ロック&チェイス
ロック&チェイスとは
2Kで採用されるディフェンス戦術はマンツーマン、2-3ゾーン、3-2ゾーンの3つがほとんどの割合を占めているかと思います。特にコネコネ系ハンドラーとセンターのスクリーンの組み合わせが止められない!という方は多いのではないでしょうか。P&Rに対する守り方はいくつも種類がありますが、これからご紹介するロック&チェイスもP&Rに対する守り方の1つです。
▽ロック&チェイス
ロック&チェイスのやり方
- P&Rに対して敵がスクリーンをかけている方向にハンドラーのドリブルを誘導させて後方から追いかける(他の方向に切り返さないように遮りつつあえてスクリーンを使わせる)
- ドリブラーの進行方向に対してスクリナーのディフェンダーがロックして、挟み撃ちの状態にする。(このとき一時的にゾーンディフェンスの状態になる。)
- ドリブラーがパスを出したらマンツーマンディフェンスに戻す。(ディフェンスが間に合わない場合は近くの味方がスイッチする。)ロック→マンツーマンに戻るの流れを一瞬だけ行う場合はいわゆる「顔だけだす」ディフェンスになります。
いかがでしょうか。もしかしたらロック&チェイスの名前は知らなくても、自然とやっている方も多いかと思います。この守り方はマンツーマンとゾーンディフェンスのいいとこどりをしており、コネコネ系ハンドラーにめちゃくちゃ刺さります(というより2Kでは3Pが入りすぎるので、この方法以外で止めるのは難しいです)
ロック&チェイスに期待される効果
- 挟み撃ちが成功した場合、2Kではコンタクトショットはほぼ入らないので高確率でパスを出させることができます。したがってパスを出させるように仕向けて、周囲のディフェンスは最初からスティールやヘルプディフェンスを狙うことで効率的なディフェンスが実現できます。(確率期待値を考えるとドリブラーのドライブやミドルは打たせてもいいのでとにかく3ptを止める)
実際のNBAでも3ptショット試投数が爆発的に増えた2010年代からよく見られる守り方になります。